ラージ・ナレーシュ・クマール


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ラージ・ナレーシュ・クマール

日本で約30年、インド占星術と日本の掛け橋を担ってきたクマールさん。鑑定術からお人柄まで、とても信頼できる先生です。今回、インド占星術のことから、クマールさんの教室のことなどを取材してきました。

(取材日:2022年9月18日)

Q. 古代インド占星術について教えてください。

インド占星術は、生年月日と生まれた時間によって定められたプログラム(星の世界)を読み解く学問です。長い歴史がありますが、世界的に普及したのは1994年頃に開発されたコンピューターソフトがきっかけです。日本でもその頃から普及しています。

Q. インド占星術を学んだきっかけは?

2000年頃、旅行会社に務めていた関係でインド占星術の先生との交流が増え、日本で開講する手配を手伝っていました。その関係で講座を受講した生徒の体験談を聞くことが増え、次第に私も興味を持ち始めたことがきっかけです。

当初は日本で会社を経営しながら、10年近く勉強を続けていました。大きな転機になったのは2010年頃です。一度インドへ里帰りをして、真剣に沐浴を行い、精神を改め、迷いを断ち切り、今の道を選びました。

Q. 占星術スクールのことを教えてください。

この道に進んだ翌年には弟子にも恵まれました。しかし2012〜3年頃はインド占星術から一度、距離を置きました。理由は、依頼者様や受講生の鑑定結果が的確に当たるため、時にはネガティブな現実と向き合わなければならず、それが辛くなったからです。研究に嫌気がさしましたが、その後は方向を改め「喜びや幸せ」だけを研究する旨を弟子たちにも伝え、心新たに進み出すことができました。

当教室の古代インド占星術は、インド時間に戻して「星」を読むことと、コンピュータを使わず、クンダリ―(ホロスコープ)を作成することに重きを置いています。ホロスコープ作成や鑑定に必要な数学の知識と同時に、古代インド占星術の深い哲学を理解しながら、真剣に学んでもらいたいと願っています。

Q. 意識していることがあれば教えてください。

私は常にお客様一人ひとりが持って生まれた世界観に意識を向けています。感情・指針・悩み・迷い・希望などの絶妙なフィーリングを読み解くためには、目の前のお客様だけでなく、世界観に目を向けることが大切だと思っています。そして、私を頼りにしてくれるお客様の期待に応えたいと強く思っています。インド占星術に通ずる者としてのプライド、インドとの掛け橋を背負って立つ立場として鑑定に臨んでいます。

一人ひとりが求めている本質的な要求に気づき、アドバイスを送ることで、今までとは一味違う感動や喜びを感じてもらいたいと思います。

Q. 今後の展望について教えて下さい。

今後の活動としては、本当の古代インド占星術を広めながら、生まれ持った星を知りたい方、自分自身の人生を知りたい方に、この学問を伝えていきたいと思います。

現在も時計学をベースにして新しい分野の研究も進めています。ただの勉強好きで始めた古代インド占星術のおかげで、多くの弟子にも恵まれ、今に至ります。今後も正しい古代インド占星術を広め、お客様から認めてもらえるように精進していきたいと思います。