古今東西運命学探求家
CHAZZ
chazz
西洋・東洋を問わず、様々な占術・運命学を探求するcahzz先生。占い業界に深く精通され、ご相談者からも同業者からも人気を集める先生です。今回はそんな先生の鑑定のことや講座のことについてインタビューしました。
(取材日2023年7月13日)
店名 | 古今東西運命学探求家CHAZZ |
住所 | 東京都内 |
鑑定方法 | 対面orオンライン |
鑑定料金 | 60分 10,000円〜 |
URL | http://chazz-fortune.com/ |
Q. チャズ先生のご経歴について教えてください。
30年程前から趣味として占いの勉強を始めました。ある時知り合いのイベントに呼ばれ、一度きりのつもりが毎月の出演依頼を受けるようになります。当時は会社員でしたのでプロとしての活動は考えていませんでしたが、この時期から占いを仕事にできる実感はありました。
その後、イベントへの出演や占い館に不定期で出勤しながら実践経験を積みます。そのような活動を続けた結果、会社員と並行することに体力的な限界を感じたので、占いの道を選ぶことにしました。
Q. 大切にしていることについて教えてください。
この世界に何十年も携わっていると占いへの造形が深まり、その結果「ほとんどの場合、占いは必要がない」と考えるようになりました。必然性があるときに占いを受けるのが正しい選択だと思っています。
例えば、占いに依存している人は、本当に大切な占いの醍醐味を感じにくくなります。やりたいことを占うのではなく、やることを前提にメリット・デメリットを導くのが正しい活用法だと思います。「ここぞという時に」占いを活かす人ほど、成功に役立てています。占いを大事なツールとして扱い、人生の岐路や大事な選択をする時こそ活用いただければと思います。
Q. 占い講師としての活動について
お客様の紹介で所属した占い館でスクールの立ち上げに携わり、講師 兼 管理運営を任されたことが講師活動の始まりです。講師業は「占いの面白さ」を伝えるのが醍醐味です。そして、必ず「リアリティを持ちなさい」とアドバイスを送っています。リアリティのある考え方を持たなければお客様の役には立ちません。有益な情報を伝えることに意識を集中させ、鑑定結果を推理することが肝心です。
「タロットカードを読むのではなく、推理する」「お客様の問いかけに対して、出たカードの理由を推理する」そのような能力を養ってもらえるように講座を組み立てています。感覚な部分も大切ですが、理屈で説明ができれば、より良いアドバイスができる占い師になるはずです。
Q. 今後の展望・業界について
約40年間で深く占いの世界を学んだ自負があるため、今後は伝えることに注力していきたいと考えています。少しずつですが、出版を重ねて記録に留めています。私の書籍では、実際の相談に対してどのように応えるかを解説する「判断の占い」を軸としています。実践経験を生かした書籍はまだ少ないようなので、占い師の皆様が手にとっていただければ幸いです。
占い業界もAI技術の導入が進んでいます。そのため、チャット鑑定や電話鑑定は技術進歩の過程で衰退すると予測しています。だからこそ私達は確かな技術と確固たる個性を磨くことが必要です。感覚と理論が融合したとき、飛躍した発想は生まれてきます。AI技術には真似ができない占い師を一人でも多く育成して、生き残る道を開拓していきたいと思います。